
状態別に考える治療の選び方
韓国のニキビ治療について調べると、レーザーや注入治療など、さまざまな施術名が出てきます。
しかし、同じ「ニキビのお悩み」でも、
- 今できているニキビ
- 凹凸のあるニキビ跡
- 赤く残ったニキビ跡
- 茶色く残った色素沈着
では、治療の考え方が異なります。
この記事では、韓国・釜山でニキビやニキビ跡の治療を検討する前に知っておきたい基礎知識と、クリニック選びで確認したいポイントをご紹介します。
施術名だけで決めるのではなく、ご自身の肌状態に合う選択肢を考えるための参考としてご覧ください。
まずは、ニキビのお悩みを分けて考えます
ニキビやニキビ跡は、主に次のような状態に分けられます。
1.今も新しいニキビができている
赤く腫れたニキビ、膿を伴うニキビ、繰り返しできるニキビなど、現在も炎症が続いている状態です。
2.肌に凹凸やクレーターが残っている
炎症によって皮膚の組織が傷つき、肌表面に凹みが残った状態です。
凹みには、アイスピック型・ボックスカー型・ローリング型などがあり、形や深さによって選ばれる治療が異なります。(PubMed)
3.赤いニキビ跡が残っている
ニキビの炎症が落ち着いたあとも、赤みが残っている状態です。
4.茶色い色素沈着が残っている
炎症後にメラニンが増え、シミのような茶色い跡が残っている状態です。
実際には、凹凸・赤み・色素沈着が混在しているケースも少なくありません。そのため、ひとつの施術ですべてを治療するのではなく、状態ごとに治療を組み立てる必要があります。
1.今できているニキビの治療
現在も炎症性ニキビが繰り返しできている場合は、まず新しいニキビを抑える治療が優先されることがあります。
ニキビが続いている状態で凹凸治療だけを行っても、新しいニキビ跡が増えてしまう可能性があるためです。米国皮膚科学会も、一般的にニキビをコントロールしたあとに、ニキビ跡の治療を始めると案内しています。(AAD)
医師が肌の状態を確認し、必要に応じて次のような治療を組み合わせます。
- 塗り薬
- 飲み薬
- 面皰圧出
- ケミカルピーリング
- 皮脂や炎症にアプローチするレーザー・光治療
- スキンケアや生活習慣の見直し
すべての方にレーザー治療が必要とは限りません。
ニキビの種類、炎症の程度、服用中の薬、妊娠の可能性、これまでの治療歴などによって、選ばれる治療は異なります。
2.凹凸・クレーター状のニキビ跡
凹凸のあるニキビ跡は、凹みの形や深さ、皮膚の下で組織が引っ張られているかによって治療方法が変わります。
サブシジョン
皮膚の下で凹みを引っ張っている硬い組織を、専用の針などで剥離する治療です。
主に、なだらかに沈んだローリング型のニキビ跡などで検討されます。
フラクショナルレーザー
皮膚に細かな刺激を加え、肌の再構築を促す目的で使用されます。
フラクセルやフラクショナルCO₂レーザーなどがあり、使用する波長や出力によってダウンタイムや適応が異なります。フラクショナルレーザーは、萎縮性ニキビ跡に用いられる代表的な治療方法のひとつです。(PubMed)
マイクロニードルRF
極細の針を皮膚に挿入し、高周波エネルギーを届ける治療です。
ポテンツァなどの機器があり、針の深さやチップ、出力を肌状態に合わせて調整します。(Jeisys)
注入治療
凹みの形によっては、ヒアルロン酸などの注入治療が検討される場合があります。
また、クリニックによっては、PDLLAとヒアルロン酸を含むジュベルックなどを、肌質やコラーゲン生成をサポートする目的で提案することもあります。(Juvelook)
ただし、サブシジョン・レーザー・注入治療をすべて組み合わせればよいということではありません。
凹みの種類や深さに合わせて、必要な治療と順番を決めることが大切です。ニキビ跡治療には、サブシジョン、注入治療、マイクロニードル、レーザーなど複数の選択肢があり、ひとつの方法だけがすべての傷跡に適しているわけではありません。(PubMed)
3.赤く残ったニキビ跡
炎症後の赤みには、血管に反応するレーザーが検討されることがあります。
代表的な機器には、次のようなものがあります。
Vビーム
595nmのパルス色素レーザーで、赤みや血管性のお悩みに使用される機器です。
エクセルV・エクセルV+
血管性病変や色素性病変など、複数の肌悩みに対応するレーザーです。
ただし、赤いニキビ跡に対して、すべての方に共通する唯一の治療方法が決まっているわけではありません。研究ではパルス色素レーザーなどが多く使用されていますが、赤みの程度、肌質、炎症の有無によって選択が異なります。(PubMed)
施術後には、一時的な赤み・腫れ・紫斑などが生じる場合があります。治療前にダウンタイムや色素沈着の可能性も確認しておきましょう。
4.茶色く残ったニキビ跡
茶色い跡は、ニキビの炎症後にメラニンが残った「炎症後色素沈着」である可能性があります。
炎症後色素沈着では、まず紫外線対策と、刺激を抑えたスキンケアが重要です。
肌状態に応じて、塗り薬、ピーリング、レーザートーニング、色素性病変に使用されるフラクショナルレーザーなどが検討されます。(PubMed)
一方で、強い刺激によって炎症や色素沈着が悪化する場合もあります。
「早く消したいから強いレーザーを受ける」のではなく、現在の肌状態と色素の深さを確認してから治療を選ぶことが大切です。
ニキビ跡治療は、組み合わせればよいとは限りません
韓国のクリニックでは、複数の機器や注入治療を組み合わせたプログラムが提案されることがあります。
ただし、施術数が多いほど自分に合っているとは限りません。
治療を検討するときは、次の点を確認してみてください。
- 今もニキビの炎症があるのか
- 凹凸・赤み・色素沈着のどれが中心なのか
- 凹みの形や深さはどうか
- どの程度のダウンタイムを取れるか
- 何回程度の治療を想定しているか
- 滞在中だけでなく、帰国後の経過も考えられているか
一度で大きく変えることを目指すより、肌の反応を確認しながら段階的に進める方が適している場合もあります。
クリニック選びで確認したいこと
ニキビやニキビ跡の治療を受ける際は、機器名や料金だけで判断しないことが大切です。
クリニックによって、診察や治療の流れは異なります。
予約前やカウンセリング時に、次の内容を確認しましょう。
医師がどのように肌状態を確認するか
現在のニキビ、凹み、赤み、色素沈着をどのように判断するのか確認します。
その施術を提案する理由
有名な機器だからではなく、自分の肌状態に対してなぜ必要なのか、説明を受けることが大切です。
回数・ダウンタイム・リスク
必要な回数や治療間隔、施術後の赤み・腫れ・色素沈着などについて確認します。
表示料金に含まれる内容
麻酔、薬、再生管理、注入製剤、施術後のケアなどが追加料金になる場合があります。
帰国後の相談体制
旅行中の治療では、帰国後に気になる症状が出た場合の連絡先も確認しておきましょう。
専門医などの肩書きだけで判断するのではなく、実際の診察内容、説明のわかりやすさ、治療の組み立て方、施術後の対応まで含めて選ぶことが大切です。
どのクリニックに相談すればよいかわからない方へ
「今あるニキビを治したいのか、ニキビ跡を改善したいのかわからない」
「ポテンツァ、フラクセル、サブシジョンのどれが自分に合うの?」
「どのクリニックに相談すればよいかわからない」
そのような段階でも、JMJにご相談いただけます。
JMJでは、お悩み・ご予算・釜山での滞在日程・希望するダウンタイム・重視するポイントを伺いながら、クリニックや治療の選択肢を整理してご案内します。
複数のクリニックを利用したい場合は、予約時間や移動の流れもまとめて調整します。
ご希望に応じて、事前相談・予約案内・当日の同行サポート・帰国後のご相談までお手伝いします。
まだ施術やクリニックが決まっていなくても問題ありません。
一緒に考え、納得して決められるように、JMJがサポートします。
※JMJは医療機関ではありません。LINEでは、ご希望に合うクリニックや治療の選択肢、予約方法についてご案内します。診断および実際の治療内容は、医師が肌の状態を確認したうえで決定します。


