経結膜脱脂と裏ハムラ法の違い・ダウンタイム・リスク
「目の下のふくらみで、疲れて見える」
「クマ取りを調べたけれど、脱脂と裏ハムラの違いがわからない」
「韓国で手術を受けたいけれど、帰国後のことが心配」
JMJにも、目の下のクマやふくらみについてさまざまなご相談が届きます。
一般的に「切らないクマ取り」と呼ばれている手術には、主に経結膜脱脂術と**経結膜脂肪再配置術(裏ハムラ法)**があります。
ただし、「切らない」という言葉は、皮膚の表面を切開しないという意味です。どちらも下まぶたの裏側にある結膜を切開して行う手術であり、完全に切開を伴わない治療ではありません。経結膜からの手術では皮膚を切除しないため、皮膚の余りが多い場合には別の方法が検討されることもあります。(American Society of Plastic Surgeons)
この記事では、経結膜脱脂術と裏ハムラ法の違い、どのような方に検討されるのか、ダウンタイムやリスク、釜山でクリニックを選ぶ際に確認したいことをご紹介します。
「クマ」はすべて同じ原因ではありません
目の下が暗く見える状態は、一般的にまとめて「クマ」と呼ばれますが、原因はひとつではありません。
主に次のような要因があります。
- 眼窩脂肪のふくらみによる影
- 目の下のくぼみや涙袋の下にできる溝
- 皮膚のたるみや細かなシワ
- 茶色い色素沈着
- 皮膚の薄さや血管が透けることによる青紫色
- むくみやアレルギーによる一時的な変化
- 複数の原因が混在している状態
目の下のクマは、色素、血管、皮膚の薄さ、ふくらみやくぼみによる影など、複数の原因によって生じます。そのため、同じように見えるクマでも、適した治療は異なります。(PMC)
経結膜脱脂術や裏ハムラ法は、主に眼窩脂肪のふくらみや、ふくらみとくぼみの境目による影を整えるための手術です。
茶色い色素沈着や、皮膚の薄さによって見える青いクマを直接取り除く手術ではありません。
まずは、気になっているものが「脂肪のふくらみ」なのか、「くぼみ」なのか、「色」なのかを確認することが大切です。
「切らないクマ取り」とは?
「切らないクマ取り」は、医学的に統一されたひとつの手術名ではなく、皮膚表面に切開線を作らず、下まぶたの裏側から行う手術を表す言葉として使われています。
代表的な方法は次の2つです。
- 経結膜脱脂術
ふくらみの原因となる眼窩脂肪を減らす方法 - 裏ハムラ法・経結膜脂肪再配置術
ふくらんでいる眼窩脂肪を、目の下のくぼみ側へ移動させる方法
どちらが優れているということではなく、ふくらみ、くぼみ、皮膚の余り、下まぶたの支えなどによって選択が変わります。
1.経結膜脱脂術とは?
経結膜脱脂術は、下まぶたの裏側を切開し、前方へふくらんでいる眼窩脂肪を必要な範囲で取り除く手術です。
皮膚表面を切開しないため、外側から見える切開線はありません。
主に、
- 目の下のふくらみが中心
- ふくらみの下のくぼみが強くない
- 皮膚の余りやゆるみが比較的少ない
- 脂肪を減らすことで輪郭が整うと判断された
といった場合に検討されます。米国眼科学会も、脂肪の突出があり、目の下のくぼみが少ない場合には、経結膜からの下眼瞼手術が選択肢になると説明しています。(Aao)
脂肪は多く取るほどよい?
眼窩脂肪は、単に不要なものではありません。
必要以上に取り除くと、目の下がくぼんで見えたり、涙袋の下の溝が目立ったりする可能性があります。そのため、脂肪をどの範囲まで減らすのかを慎重に判断する必要があります。(PMC)
「脂肪をすべて取ってほしい」と量だけで決めるのではなく、手術後の目元全体のバランスまで確認することが大切です。
2.裏ハムラ法とは?
裏ハムラ法は、下まぶたの裏側からアプローチし、前方へ出ている眼窩脂肪を、目の下のくぼみや溝がある部分へ移動させる手術です。
脂肪を単純に取り除くのではなく、ふくらみとくぼみの段差をなだらかにし、下まぶたから頬へのつながりを整えることを目的とします。脂肪再配置は、目の下から頬にかけての輪郭や、涙溝と呼ばれるくぼみを整える方法として用いられます。(Aao)
主に、
- 目の下のふくらみとくぼみが同時にある
- 脱脂だけでは、くぼみが目立つ可能性がある
- 皮膚の余りが比較的少ない
- 下まぶたから頬までの段差を整えたい
といった場合に検討されます。
ただし、脂肪を移動させる範囲や固定方法などは、医師や手術方法によって異なります。
また、裏ハムラ法は外部からヒアルロン酸や脂肪を注入する治療ではありませんが、手術後も加齢による皮膚や組織の変化は続きます。半永久的に同じ状態が保証されるという意味ではありません。
経結膜脱脂術と裏ハムラ法の違い
経結膜脱脂術
主な目的
目の下のふくらみの原因となる脂肪を減らす
検討されやすい状態
ふくらみが中心で、下側のくぼみが比較的少ない
注意したい点
脂肪を取りすぎると、くぼみや段差が目立つ可能性がある
裏ハムラ法
主な目的
眼窩脂肪を移動させ、ふくらみとくぼみの段差を整える
検討されやすい状態
ふくらみと涙溝・くぼみが同時にある
注意したい点
脱脂のみより手術操作が複雑になり、術後の腫れや回復期間も個人差がある
どちらを選ぶかは、年齢だけでは決まりません。
目の下の脂肪量、くぼみ、皮膚の余り、下まぶたのゆるみ、骨格、過去の治療歴などを確認して決めます。
裏ハムラ法で涙袋は作れる?
裏ハムラ法は、涙袋を新しく作ることを目的とした手術ではありません。
目袋のふくらみが目立たなくなることで、もともとある涙袋が以前より見えやすくなる方はいます。
ただし、
裏ハムラ法を受ければ必ず涙袋ができる
というわけではありません。
涙袋の見え方は、眼輪筋の形、皮膚の厚さ、脂肪の位置などによって異なります。
涙袋を作ることが主な希望の場合は、クマ取り手術とは分けて相談する必要があります。
皮膚のたるみも改善する?
経結膜脱脂術と裏ハムラ法では、基本的に皮膚を切除しません。
そのため、眼窩脂肪によるふくらみが整うことで目元がすっきり見えることはありますが、余っている皮膚そのものを取り除く手術ではありません。
皮膚の余り、細かなシワ、下まぶたのゆるみが目立つ場合には、まつ毛の下を切開して皮膚を調整する下眼瞼形成術や、下まぶたを支える処置などが検討されることがあります。経結膜からの方法では皮膚を切除できないため、皮膚の余りが多い場合は別の術式が必要になることがあります。(American Society of Plastic Surgeons)
「表面を切りたくない」という希望だけで術式を決めず、皮膚を残すことでどのような仕上がりになるのかも確認しましょう。
青クマ・茶クマにも効果がありますか?
茶色いクマ
摩擦や紫外線、炎症などによる色素沈着が中心の場合、脂肪の手術だけでは十分な変化が得られないことがあります。
外用治療、ピーリング、レーザーなど、色素に対する治療が検討される場合があります。
青色・紫色に見えるクマ
皮膚が薄く、血管や筋肉の色が透けて見えている場合は、脂肪除去だけでは改善しにくいことがあります。
影による黒クマ
眼窩脂肪のふくらみや、ふくらみの下にあるくぼみによって影ができている場合は、脱脂や脂肪再配置が検討されます。
実際には複数の原因が混在していることも多いため、手術ですべてのクマがなくなるとは限りません。色素、血管、くぼみ、皮膚の余りなど、原因に応じた治療を選ぶ必要があります。(PubMed)
ヒアルロン酸や脂肪注入との違い
目の下のくぼみが中心で、脂肪のふくらみが少ない場合は、ヒアルロン酸注入や脂肪注入などが検討されることがあります。
一方で、目袋のふくらみが強い方に注入だけを行うと、目の下全体が重く見える可能性があります。
また、目の下へのヒアルロン酸注入には、むくみ、青白く透けるように見える変化、凹凸、血管閉塞などのリスクがあります。
手術と注入治療には、それぞれ異なる特徴とリスクがあります。目の下の影がボリューム不足によるものか、脂肪の突出によるものかを確認して選ぶことが大切です。(PubMed)
ダウンタイムはどのくらい?
経結膜脱脂術や裏ハムラ法のあとには、次のような反応が見られることがあります。
- 腫れ
- 内出血
- 目の充血
- 涙が出やすい
- 乾燥感や異物感
- 一時的な左右差
- 目の下の硬さや凹凸
- 白目のむくみ
- 血が混じった涙
- 視界のかすみ
腫れや内出血は手術後によく見られる反応ですが、程度や落ち着くまでの期間には個人差があります。1週間で完全にわからなくなるとは限らず、細かな腫れや硬さがより長く残る場合もあります。(American Society of Plastic Surgeons)
裏ハムラ法は脂肪を移動・固定する操作を伴うため、経結膜脱脂術より回復に時間がかかることもあります。
旅行中に受ける場合は、帰国日だけでなく、クリニックが指定する術後確認の日程まで含めて計画しましょう。
手術当日からメイクできる?
皮膚の表面に切開線がない場合でも、手術直後の目元には腫れ、充血、分泌物などが見られることがあります。
メイクやコンタクトレンズを再開できる時期は、手術方法や回復状態、クリニックの指示によって異なります。
「表面を切っていないから、すぐにアイメイクできる」と自己判断せず、実際に手術を受けた医療機関の案内に従ってください。
手術の副作用・リスク
下まぶたの手術には、一般的な腫れや内出血のほか、次のようなリスクがあります。
- 感染
- 出血・血腫
- 左右差
- ふくらみやくぼみの残存
- 脂肪の取りすぎによるくぼみ
- 輪郭の凹凸
- ドライアイや異物感
- 白目のむくみ
- 目が閉じにくい
- 下まぶたが下がる・外側へめくれる
- 複視
- 目を動かす筋肉や神経への影響
- 再手術が必要になる可能性
- 非常にまれな視力障害
米国形成外科学会も、眼瞼手術のリスクとして、出血、感染、ドライアイ、下まぶたの外反や下垂、持続する痛み、再手術の可能性などを挙げています。重大な眼球・視覚障害はまれですが、複視や視力喪失につながる合併症も報告されています。(American Society of Plastic Surgeons)
「傷が表から見えない手術=リスクの少ない簡単な手術」という意味ではありません。
目元の解剖や機能を確認しながら、手術方法を選ぶことが重要です。
すぐに医療機関へ相談すべき症状
手術後に次のような症状がある場合は、自己判断で経過を見ず、手術を受けた医療機関へ速やかに連絡してください。
- 急に強くなる目の痛み
- 片側だけ急速に腫れる
- 視力の低下や急な見え方の変化
- 物が二重に見える
- 出血が止まらない
- 目が動かしにくい
- 強い頭痛や吐き気を伴う
- 高熱や膿のような分泌物がある
まれではありますが、眼窩内の出血によって視力へ影響が出ることがあります。視力の変化や急激な腫れは、緊急の確認が必要です。(PMC)
緊急性がある場合は、JMJや韓国のクリニックからの返信を待たず、現在いる場所の救急医療機関を受診してください。
一般的な手術の流れ
STEP 1 医師による診察
目の下のふくらみ、くぼみ、皮膚の余り、左右差、下まぶたのゆるみなどを確認します。
過去の目元の手術や注入治療、目の病気、ドライアイ、コンタクトレンズの使用なども伝えます。
STEP 2 手術方法と費用の確認
経結膜脱脂術、裏ハムラ法、皮膚切除を伴う方法など、どの方法を提案するのか説明を受けます。
麻酔方法、追加処置、薬、術後管理を含む費用も確認します。
STEP 3 手術前の準備
写真撮影、洗顔、消毒などを行います。
絶食・絶飲が必要かどうかは、使用する麻酔によって異なります。クリニックから案内された時間を守ってください。
STEP 4 手術
下まぶたの裏側から、脂肪を減らす、または移動させる処置を行います。
手術時間は、方法、両目の状態、追加処置などによって異なります。
STEP 5 術後の確認
出血、視力、目の動き、腫れなどを確認し、薬や目薬、洗顔、メイク、コンタクトレンズの再開時期について説明を受けます。
STEP 6 経過確認
手術方法によっては抜糸がない場合もありますが、抜糸がないことと術後確認が不要であることは同じではありません。
クリニックが指定する日に経過を確認してもらうことが大切です。
手術前に医師へ伝えたいこと
次の内容に該当する場合は、予約時または診察時に伝えてください。
- ドライアイや目の乾燥がある
- 緑内障、網膜疾患、甲状腺眼症などの治療歴がある
- 過去に目元の手術を受けた
- 目の下へヒアルロン酸や脂肪を注入したことがある
- コンタクトレンズを使用している
- 出血しやすい病気や体質がある
- 服用中の薬やサプリメントがある
- アレルギーや麻酔で問題が起きたことがある
- 喫煙している
- 妊娠中・授乳中、または妊娠の可能性がある
血液を固まりにくくする薬や、持病のために処方されている薬を、自己判断で中止してはいけません。
処方した医師と手術を担当する医師の両方へ相談し、指示を受けてください。
手術前後の注意事項はクリニックによって異なります
元の記事にある、
- 手術の5時間前から一切飲食禁止
- 3日間は目元を濡らさない
- アイメイクは2週間禁止
- サウナや飲酒は1か月禁止
- コンタクトレンズは2週間禁止
といった期間は、すべての手術やクリニックに共通する決まりではありません。
手術方法、麻酔、傷の状態、術後の反応によって案内は変わります。
一般的には、
- 目元を強くこすらない
- 処方された薬や目薬を指示どおり使用する
- 頭を少し高くして休む
- 激しい運動や飲酒を控える
- コンタクトレンズやアイメイクの再開時期を確認する
- 冷却や温め方を自己判断で変えない
ことが大切です。
SNSや他院の案内ではなく、実際に手術を受けたクリニックの指示を優先してください。
釜山での費用を確認するときのポイント
手術費用は、クリニックや手術内容によって異なります。
同じ「切らないクマ取り」という表記でも、次のような違いがあります。
- 経結膜脱脂術か脂肪再配置術か
- 麻酔費用が含まれているか
- 薬や目薬が含まれているか
- 下まぶたの固定や追加処置が必要か
- 脂肪注入などを併用するか
- 術後の処置や経過確認が含まれているか
- 再手術・修正に関する方針
- 表示価格が初回限定か通常価格か
古い記事に掲載されている価格は変更されている場合があります。
JMJでは、ご希望と滞在日程を伺ったうえで、予約前に最新の費用と含まれる内容をクリニックへ確認してご案内します。
クリニック選びで確認したいこと
目の下の手術では、症例写真や価格だけでなく、診察内容、手術方針、緊急時と帰国後の対応体制まで確認することが大切です。
クマの原因を分けて確認しているか
ふくらみ、くぼみ、皮膚の余り、色素、血管など、何が主な原因かを説明しているか確認します。
脱脂と脂肪再配置を選ぶ理由
なぜその手術が合うと考えるのか、別の方法を選んだ場合にどのような違いがあるのか説明を受けましょう。
皮膚の余りや下まぶたのゆるみも見ているか
脂肪だけではなく、皮膚や下まぶたの支えも確認しているかが重要です。
脂肪をどの程度減らす・移動させるのか
「たくさん取る」という説明だけではなく、術後のくぼみや輪郭まで考えているか確認します。
リスクの説明があるか
腫れや内出血だけでなく、ドライアイ、下まぶたの位置変化、複視、視力への影響などについても説明があるか確認しましょう。
帰国後もJMJが日本語でサポート
JMJを通してご予約いただいたお客様は、帰国後に腫れや赤み、施術後の経過について気になることがある場合も、日本語でJMJにご相談いただけます。
JMJでは、ご案内するクリニックと帰国後のフォローを含めた連携体制を整えています。必要に応じて、お客様からお送りいただいた写真や症状の経過をクリニックへ伝え、医療機関の確認内容をご案内します。
帰国後に、お客様ご自身で韓国のクリニックへ連絡し、韓国語で状況を説明する必要はありません。
施術を受ける前だけでなく、帰国後まで相談できる窓口があることも、海外で美容医療を受ける際の大切な安心のひとつです。
※診断や治療に関する判断は医師が行います。視力の変化、強い目の痛み、急激な腫れ、止まらない出血などがある場合は、JMJからの返信を待たず、現在いる場所の医療機関を受診してください。
どの手術が自分に合うかわからない方へ
「経結膜脱脂と裏ハムラ法のどちらが合う?」
「目の下のふくらみだけでなく、くぼみも気になる」
「茶色いクマも手術でよくなる?」
「皮膚を切らない方法だけで大丈夫?」
「どのクリニックに相談すればよいかわからない」
そのような段階でも、JMJにご相談いただけます。
JMJは、目の下の手術をすべての方へ一律でおすすめしているわけではありません。
お客様のお悩み、ご希望、ご予算、釜山での滞在日程、過去の施術歴、希望するダウンタイム、クリニック選びで重視することを伺いながら、相談先となるクリニックや治療の選択肢を整理してご案内します。
ご希望に応じて、事前相談や予約案内をはじめ、当日の受付・カウンセリング同席などの同行サポート、帰国後のご相談までお手伝いします。
実際の診断や手術方法は、医師が目元の状態を確認し、説明を受けたうえで決定します。
まだ手術方法やクリニックが決まっていなくても問題ありません。
一緒に考え、納得して決められるように、JMJがサポートします。
LINEでご相談いただく際に教えていただきたいこと
- 年齢
- 気になる部分
- ふくらみ・くぼみ・色のうち、特に気になるもの
- 過去に受けた目元の手術や注入治療
- ドライアイや目の病気の有無
- ご予算
- 釜山での滞在日程
- 帰国後の予定
- 希望するダウンタイム
- クリニック選びで重視すること
すべて決まっていなくても、わかる範囲でお送りください。

※JMJは医療機関ではありません。LINEでは、お客様のご希望に合うクリニックや治療の選択肢、予約方法についてご案内します。診断および実際の手術方法は、医師が目元の状態を確認したうえで決定します。
※手術の効果、腫れ、内出血、ダウンタイム、仕上がりには個人差があります。手術前に医療機関から十分な説明を受けてください。

