約4,000名をご案内し、10年以上、一つのクリニックを見てきた経験から決めた、JMJのクリニック選びの基準
「JMJも結局、提携しているクリニックを紹介するんでしょう?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
JMJはいくつかの医療機関と提携して仕事をしています。
でも、
「提携しているから」という理由だけで、そのクリニックをおすすめすることはありません。
JMJでは、
提携していることと、お客様におすすめすることを分けて考えています。
基準にしているのは、
「今、このお客様に本当に合っているか」
ということです。
なぜJMJが、この考え方になったのか。
その背景には、私が10年以上、一つのクリニックを中心に日本市場の仕事をし、約4,000名の日本のお客様をご案内してきた経験があります。
2013年、一つの皮膚科との出会い
2013年。
当時私は、医療観光関連会社の釜山支社長として、日本のお客様を釜山の医療機関へご案内する仕事を本格的に始めました。
その頃に出会ったのが、ある皮膚科でした。
当時、そのクリニックを私はとても高く評価していました。
新しい医療機器への積極的な投資。
医療安全への意識。
肌や症例について研究しようとする姿勢。
利益だけではなく、
「より良い医療を提供するにはどうすればいいのか」
を考えているクリニックだと感じていました。
当時よく打ち合わせをしていた本部長さんからも、仕事について本当に多くのことを教えていただきました。
だから私は、
「ここなら、日本のお客様にも自信を持って紹介できる」
と思っていました。
日本のお客様を受け入れる仕組みを、一つずつつくっていった10年以上
そこから、日本のお客様を受け入れるためのさまざまな仕事に関わりました。
日本語サイト。
日本向けの情報発信。
LINE相談。
予約。
通訳。
来院時の院内の流れ。
日本のお客様について院内スタッフへ伝えること。
施術後や帰国後の連絡。
今では韓国のクリニックが日本語のSNSやLINEを運営することも珍しくありません。
でも当時は、
「日本のお客様を受け入れたい」
と思っても、何から準備すればいいのか、院内にもまだ十分なノウハウがない時代でした。
日本語サイトを制作する予算がないと言われた時には、私自身が公的な支援事業を探して応募し、支援を受けて制作したこともあります。
コロナで日本のお客様が韓国へ来られなかった時期にも、日本向けの情報発信を続けました。
そうして長い期間を通じて、ご案内した日本のお客様は約4,000名になりました。
当時は、
「JMJのスタッフはクリニックのスタッフだと思っていました」
と言われることもありました。
それくらい、クリニックとJMJの境界は分かりにくかったのだと思います。
そして正直に言えば、
私自身も、その境界をきちんとつくっていませんでした。
長く見てきたからこそ、「今を見る」ようになりました
10年以上という時間の中では、クリニックも変わります。
経営方針。
医師やスタッフ。
患者層。
院内の流れ。
大切にすること。
以前と同じではなくなることもあります。
私が違和感を持ち始めたのも、一つの大きな出来事だけが理由ではありませんでした。
予約して来院しても長時間待つことになったり、
お客様への説明や対応を見ながら、
「以前とは少し違うな」
と感じる場面が少しずつ増えていきました。
そのたびに改善をお願いしました。
それでも私は、
長く一緒に仕事をしてきたから。
以前は本当に良いクリニックだったから。
もう一度話せば分かってもらえるかもしれない。
そう考えて、判断を何度も先延ばしにしました。
そして最終的に、自分に問いかけるようになりました。
「10年以上付き合ってきたかどうかではなく、
今日このクリニックと初めて出会ったとしても、私は自分のお客様を紹介するだろうか」
ということです。
この経験を、JMJの3つのルールに変えました
今振り返ると、私自身にも経営者として未熟だった部分があります。
長い関係と、今の判断を分けられていなかったこと。
病院のブランドとJMJのブランド。
病院の資産とJMJの資産。
その境界も十分につくれていませんでした。
長年JMJが運営してきたLINEやSNSについて、クリニック側で管理したいという話が出たことも、その境界を改めて考える大きなきっかけになりました。
JMJのLINEにあるのは、単なる予約情報ではありません。
お客様のお悩みを聞き、
一緒に考え、
治療後の相談を受けながら、
長い時間をかけて築いてきたJMJとお客様との関係があります。
この経験から、今のJMJでは3つのことを大切なルールにしています。

JMJの3つのルール
1.提携年数ではなく、「今」を見る。
昔よかったからではなく、現在の医師・診療体制・院内の状況を確認します。
2.病院との取引関係と、お客様へのご案内の判断を分ける。
提携していること自体を、おすすめする理由にはしません。
3.お客様との関係、データ、経験、判断基準はJMJの大切な資産として守る。
病院と一緒に仕事をすることと、JMJまで病院の一部になることは別だと考えています。
では、JMJは何を見てクリニックを考えるのか
「自信を持って紹介できるか」
という感覚だけで決めているわけではありません。
JMJでは、クリニックをご案内する際、確認できる範囲で次のような点を見ています。

JMJがクリニックをご案内する際に確認していること
- 誰が診察・施術を担当するのか
- 医師の専門性や経験
- 医師ごとの得意分野・得意施術
- 使用する医療機器・製剤
- お客様への説明の分かりやすさ
- 料金と施術範囲
- 現在の院内オペレーションや待ち時間の状況
- 日本のお客様への対応体制
- 帰国後に気になることがあった場合、どのように連絡・確認できるか
クリニックをご自身で比較する際のポイントは、
「釜山美容皮膚科の選び方|日本人が予約前に確認したい8つのポイント」
でも詳しくまとめています。
もちろん、JMJが医療的な診断をするわけではありません。
治療内容の最終判断は、実際に診察する医師が行います。
JMJの役割は、その前後で、
「この方が選ぶために、何を確認しておいた方がいいのか」
を整理することです。
日本語対応・通訳・美容医療コンシェルジュの役割の違いについては、
「釜山美容の日本語対応・通訳・美容医療コンシェルジュの違い」
もご覧ください。
では、なぜJMJは提携先を増やしているの?

「提携しているからおすすめするわけではないなら、なぜ提携先を増やしているの?」
そう思われるかもしれません。
理由はシンプルです。
お客様を、限られたクリニックに合わせないためです。
美容医療では、同じ施術名でも医師やクリニックによって違いがあります。
医師によって、得意な施術や専門分野が違う。
クリニックによって、導入しているレーザーやリフティング機器が違う。
使用している製剤も違う。
診療やカウンセリングのスタイルも違う。
価格や施術範囲も違います。
さらに、予約状況やエリアも大切です。
「この先生が合いそう」
と思っても、ご希望の日に予約が取れないこともあります。
釜山での滞在日数が短ければ、日程を大きく動かせないこともあります。
西面、海雲台など、宿泊するエリアによっても通いやすさは変わります。
その時、選択肢が一つしかなければ、
お客様の条件をクリニック側に合わせるしかありません。
だからJMJでは、
第一候補の予約が難しい場合に考えられる次の候補。
別の得意分野を持つ医師。
違う機器や治療方法を持つクリニック。
日程や滞在エリアに合う選択肢。
そうした可能性を持てるように、医療機関や先生とのつながりを少しずつ広げています。
提携先を増やすこと自体が目的ではありません。
JMJにとって大切なのは、
何院と提携しているかではなく、
「このお客様なら、どの選択肢を考えられるか」を増やしておくことです。
提携先が増えても、すべてを同じようにおすすめするわけではありません
選択肢を増やすことと、
そのクリニックを優先しておすすめすることも別です。
Aさんに合うクリニックが、
Bさんにも一番合うとは限りません。
同じシミのお悩みでも、肌の状態は違います。
同じたるみのお悩みでも、求める変化は違います。
医師としっかり相談したい方。
短い滞在時間の中で効率よく施術を受けたい方。
予算を重視する方。
ダウンタイムをできるだけ避けたい方。
一人ひとり、大切にしたい条件が違います。
だからJMJは、
「釜山で一番いい病院はどこですか?」
という質問に、一つの病院名を決めることを目的にしていません。
まず、
何に悩んでいるのか。
何を大切にしたいのか。
予算はどれくらいなのか。
釜山には何日滞在するのか。
医師との相談を重視したいのか。
短時間で受けたいのか。
そうした条件を整理します。
そのうえで、
「あなたの場合は、なぜここなのか」
を考えます。
B2Bの仕事と、お客様へのご案内も分けて考えています
JMJには、お客様をサポートするB2Cの仕事とは別に、医療機関や企業と日本市場に関するプロジェクトを行うB2B事業もあります。
ただし、
B2Bで取引があることと、JMJのお客様にその医療機関をおすすめすることは別の判断です。
取引のある医療機関だからという理由で、優先しておすすめすることはありません。
B2Cでは、取引関係ではなく、
「今、このお客様に本当に合っているか」
を基準に考えます。
これは、これまでの経験からJMJが大切にしている原則の一つです。
約4,000名の経験を、Mijung一人の経験で終わらせない
以前の私は、一つのクリニックを深く知り、そのクリニックを日本のお客様に紹介する仕事が中心でした。
今は違います。
より多くの医療機関を見て、
いろいろな先生と話し、
それぞれの違いを知る。
そして、そこで得た経験をMijung一人の感覚で終わらせず、
JMJという会社の判断基準として残していく。
スタッフとも共有し、
お客様をご案内する時に、
「なぜ、この選択肢なのか」
をチームとして考えられるようにする。
それが、今のJMJが取り組んでいることです。
JMJが目指しているのは、
「釜山で一番いい病院」を一つ決めることではありません。
あなたの場合は、何を基準に選べばいいのか。
その判断材料を一緒に整理できる存在であることです。
初めて釜山で美容医療を受ける方は、
「釜山美容医療 完全ガイド|日本人がクリニック選びから帰国後まで確認したいこと」
も参考にしてください。
まだ施術もクリニックも決まっていなくても大丈夫です。
「どこに行けばいいですか?」
より少し前の段階から、
「私は、何を基準に選べばいい?」
そこからJMJにご相談いただければと思います。
JMJ Innovation
代表 Mijung
釜山生活36年|美容医療の現場since 2010~

