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AIに任せる仕事、人が向き合う仕事「これからの美容医療コンシェルジュ」

最近は、韓国美容について調べる時に、検索サイトだけでなくAIを利用する方も増えています。

「50代のたるみには何がありますか?」

「HIFUと高周波の違いは?」

「釜山で美容医療を受けるなら、何泊必要ですか?」

以前なら複数のホームページやSNSを見比べていた内容も、AIに質問すると短時間で整理できます。

病院のメニューを比較したり、質問したい内容をまとめたり、韓国語の案内を日本語で確認したりすることも便利になりました。

私自身も、情報や文章を整理する仕事ではAIを活用しています。

しかし、美容医療の相談にAIを使うほど、改めて分かることがあります。

AIに任せられる仕事と、人が向き合わなければならない仕事は同じではありません。


AIは、美容医療の「分からない」を整理しやすくしてくれます

韓国美容には、多くの施術名、機器名、薬剤名があります。

初めて調べる方にとっては、

・何が違うのか
・どのような悩みで相談されるのか
・一般的にどのようなダウンタイムがあるのか
・病院へ何を質問すればよいのか

を整理するだけでも大変です。

AIは、散らばっている情報を一定の形にまとめることが得意です。

例えば、

「シミ・たるみ・毛穴が気になる」

という相談を、

・今回最も優先したい悩み
・希望する変化
・確認したい施術
・病院へ聞きたい質問

に分けて考える助けになります。

旅行日程についても、入国日、病院へ行く日、帰国日を整理し、確認が必要な項目を見つけることができます。

何から考えればよいか分からない方にとって、AIは相談を始めるための便利な道具です。


ただし、AIが施術を決めることはできません

AIに写真や年齢、気になる症状を伝えると、考えられる施術名が表示されることがあります。

しかし、それは医師による診断ではありません。

同じ「シミ」に見えても、実際の状態によって治療の考え方は異なります。

同じ「たるみ」という相談でも、皮膚、脂肪、ボリューム、骨格など、医師が対面で確認する内容があります。

過去の施術、服用中の薬、現在の健康状態なども関係する可能性があります。

そのため、AIの回答だけを見て、

「自分にはこの施術が必要です」

と決めることはできません。

施術の適応、治療方法、使用する機器や薬剤を判断するのは医師です。

JMJも同じです。

美容医療コンシェルジュが、AIの代わりに診断するわけではありません。


AIは言葉を整理できますが、表情までは読み切れません

カウンセリングでは、お客様が「分かりました」と答えていても、実際には迷っていることがあります。

説明の途中から返事が短くなった。

最終金額を聞いた後、少し表情が変わった。

一緒に来た家族の顔を見ながら答えている。

最初は一つの施術だけを希望していたのに、複数の提案を聞いて何を選べばよいか分からなくなっている。

文章だけを整理すると、すべての説明を理解して同意したように見えるかもしれません。

しかし、現場では言葉以外の反応から、もう一度確認した方がよいと感じることがあります。

今の説明で、分からなかった部分はありませんか?

少し考えてから決めますか?

と声をかけるのは、決められた文章を読み上げる仕事ではありません。

その場にいる人の迷いに気づき、確認する仕事です。


お客様の「本当は言いにくいこと」を聞くのも、人の仕事です

美容医療の相談では、すべての希望を最初から言葉にできるとは限りません。

例えば、

「予算を言うのが恥ずかしい」

「家族には施術を知られたくない」

「注入施術は怖いけれど、病院では断りにくい」

「先生の説明を理解できなかったが、もう一度聞くのは申し訳ない」

と感じる方もいます。

AIの質問に対しては答えられても、病院の現場では言い出しにくいことがあります。

美容医療コンシェルジュには、お客様が言葉にしにくい条件を無理に聞き出すのではなく、話しやすい形で確認する姿勢が必要です。

お客様が何を言ったかだけでなく、何を言えずにいるのかも考える必要があります。


病院の説明には、その場の背景があります

同じ文章でも、どの場面で誰が話したかによって意味が変わります。

「こちらがおすすめです」という説明も、

・医師が診察結果に基づいて提案した
・カウンセリング担当者が選択肢として紹介した
・キャンペーンの対象メニューを案内した
・お客様の希望に近い施術として説明した

のでは意味が異なります。

AIは入力された文章を整理できます。

しかし、入力されていない背景までは分かりません。

現場にいるコンシェルジュは、

・誰から受けた説明か
・医師の診察前か後か
・事前に聞いていた内容から何が変わったか
・お客様がどこまで理解しているか

を見ながら、必要な部分を病院へ確認します。

この背景を理解せずに文章だけを翻訳すると、病院が伝えたかった意味と、お客様が受け取る意味が異なることがあります。


AIが得意な仕事

JMJでは、AIを否定するのではなく、得意な仕事に活用することが大切だと考えています。

例えば、次のような仕事です。

情報を整理する

お客様から伺った複数のお悩みや旅行条件を、確認しやすい形にまとめます。

質問の準備を助ける

病院で聞きたいことを事前に整理し、聞き忘れを減らすために活用できます。

長い説明を分かりやすくする

複雑な文章を短くまとめたり、専門用語を確認したりする補助になります。

多言語の下書きを作る

日本語と韓国語の案内文や、病院へ確認する内容の下書き作成に役立ちます。

過去の情報を探しやすくする

記録された内容の中から、今回の相談に関係する情報を見つける補助ができます。

ただし、AIが作成した内容をそのまま医療判断として使用することはありません。

最終的な確認には、人と医療機関が必要です。


人が向き合う仕事

一方で、次のような仕事は、情報整理だけでは完了しません。

お客様の迷いに気づく

言葉と表情が一致しているか、その場で考える必要があります。

病院へもう一度確認する

流れが進んでいても、お客様の理解が追いついていなければ、一度確認する判断が必要です。

グループ一人ひとりを見る

母娘、姉妹、ご友人同士で来院しても、全員の希望や予算は同じではありません。

一人の希望をグループ全体の希望として扱わないようにします。

現場の変化に対応する

医師の診察後に施術内容が変わったり、予定より時間が長くなったりした時には、その場の状況に応じた調整が必要です。

帰国後も責任を持ってつなぐ

施術後の質問があった時、当日の経過や病院の説明を知る人が、内容を整理して病院へつなぎます。

これらは、決められた回答を返すだけでは難しい仕事です。


AIを使うほど、人の仕事を減らせる部分があります

AIを導入すると、人の仕事がなくなると考えられることがあります。

私は、すべてがそうなるとは考えていません。

むしろ、AIに任せられる整理作業を減らすことで、人が本当に向き合うべき時間を増やせると思っています。

例えば、お客様から届いた情報をスタッフが一から何度も読み直すのではなく、事前に整理された状態で確認できれば、現場ではお客様の表情や病院の説明により集中できます。

基本情報の整理に時間を使いすぎなければ、

・お客様が本当に理解できているか
・当日の提案に戸惑っていないか
・病院へもう一度確認する必要があるか

を見る時間を確保できます。

AIを人の代わりにするのではなく、人が人に向き合うために使うという考え方です。


AIだけでも、人だけでも足りない場面があります

AIだけでは、現場で起きていることをすべて理解できません。

一方で、人だけですべての情報を管理すると、確認漏れや担当者による差が生まれる可能性があります。

そのため、これからの美容医療コンシェルジュには、次の3つが必要だと考えています。

AIによる情報整理

必要な情報を見つけ、相談準備を効率化します。

人による確認と調整

お客様の反応と病院の現場を見ながら、情報をつなぎます。

医師による医療判断

診断、施術の適応、治療方法を判断します。

この3つの役割を混同しないことが重要です。

AIもコンシェルジュも、医師の代わりにはなりません。


JMJがAIに任せないこと

JMJでは、次の内容をAIだけで決めることはありません。

・診断名
・施術の適応
・受けるべき施術
・必要なショット数や薬剤量
・症状が正常な経過かどうか
・薬の使用や変更
・病院とお客様の間で判断が必要な場面

AIが回答を表示しても、医療的な判断が必要な内容は医師へ確認します。

また、お客様が迷っている時に、

「AIではこの施術がおすすめと出ています」

という理由で決定を促すこともありません。

AIの回答は情報の一つであり、お客様の医療判断を決めるものではありません。


お客様がAIを使う時に大切にしていただきたいこと

AIで韓国美容を調べることは、相談準備に役立ちます。

ただし、次の点に注意してください。

回答を診断と考えない

写真や文章だけでは確認できないことがあります。

料金や病院情報は最新内容を確認する

キャンペーン、診療時間、施術内容は変更される可能性があります。

AIのおすすめをそのまま予約しない

なぜ候補になったのかを理解し、医師の診察後に確認します。

不安な症状はAIだけに相談しない

施術後に気になる症状がある場合は、施術した病院または現在地の医療機関へ相談してください。

AIは、質問を考えるための補助として活用するのがよいでしょう。


これからのJMJが目指すこと

JMJは、以前のように代表一人がすべての情報を記憶し、すべての現場へ行く会社ではなくなっていきます。

スタッフと情報を共有し、AIも活用しながら、チームでお客様を支える形へ移行しています。

その中でも、変えてはいけないことがあります。

・お客様の言葉を診断に変えない
・AIの回答を医師の判断として扱わない
・説明を理解できないまま進めない
・担当者が変わっても情報をつなぐ
・現場で迷いがあれば人が確認する
・医療的な内容は医師へ戻す

便利な技術を使いながらも、お客様が単なるデータや相談番号にならないようにすることが大切です。


AI時代だからこそ、美容医療コンシェルジュが必要になる理由

AIによって、施術情報や病院情報を探すことは以前より簡単になりました。

しかし、情報が増えたことで、

「結局、自分は何を選べばよいのか分からない」

という方も増えています。

情報が足りない時代には、情報を提供する人が必要でした。

情報があふれる時代には、

・どの情報が今回の相談に関係するのか
・どこからが医師へ確認すべき内容なのか
・お客様が本当に納得できているか

を整理する人が必要です。

これからの美容医療コンシェルジュは、すべての答えを持っている人ではありません。

AIの情報、医師の判断、お客様の希望を混同せず、必要な場所へ正しくつなぐ人だと考えています。


まとめ

AIは、美容医療の情報収集や相談準備を大きく変えました。

AIに任せやすい仕事には、次のようなものがあります。

・情報の整理
・質問の準備
・文章の要約
・多言語の下書き
・記録の検索

一方、人が向き合う必要がある仕事もあります。

・お客様の迷いに気づく
・言葉にしにくい希望を確認する
・病院の説明の背景を理解する
・現場の変化に合わせて調整する
・帰国後まで責任を持ってつなぐ

そして、診断と施術の適応を判断するのは医師です。

AI、人、医師には、それぞれ異なる役割があります。

JMJが目指しているのは、AIを使わない会社でも、人の経験だけに依存する会社でもありません。

AIに任せられる整理はAIに任せ、人はお客様と現場に向き合い、医療判断は医師へ確認する会社です。

技術が進んでも、お客様が納得して決めるために必要なものは、情報だけではありません。

自分の迷いに気づき、必要な時に立ち止まり、病院へつないでくれる人の存在です。

それが、AI時代にJMJが考える美容医療コンシェルジュの役割です。

※AIの回答は、医師による診断や治療の代わりにはなりません。診断、施術の適応、治療方法、薬剤、処方などの医療的判断は、医師および医療機関が行います。

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